ごあいさつ
理事長挨拶
エンゼル病院は、1977年(昭和52年)に、主にお産を取り扱う病院として開院し、今年で47年を迎えることができました。今日まで診療することができましたのも、ひとえに地域のみなさまのご愛顧があったからだと思います。誠にありがとうございます。
この20年間で30000名を超える赤ちゃんの誕生を見守ることができました。このことは私たちにとって大変うれしく、そして、赤ちゃんとお母さんの笑顔に接することで、私たち自身、大きな力を頂いております。
当院の役割として、お産をするお母さんと生まれてくる赤ちゃんに安心・安全な周産期医療を提供すること、周りの家族も含めて妊娠期から分娩後まで心休まる場所であり続けることだと思っています。
そのために当院では周産期医療や遺伝学に精通した産婦人科専門医、そして、より専門的な知識・技術を提供できるよう研鑚を積んだアドバンス助産師も多く勤務しております。
生まれくる赤ちゃん、生んでくれるお母さん、2人を支えてくれるお父さんとその家族、皆が幸せになるために、心の通ったあたたかい医療を提供できるよう、職員全員が一丸となってみなさまをサポートしていきたいと思っております。
吉村 宜純
略歴:
1995年 山口大学医学部卒業
九州大学医学部婦人科学産科学教室 入局
九州大学医学部附属病院、福岡市立こども病院(新生児科)、
北九州市立医療センターなどで勤務
2005年 九州大学病院・助手
2006年 九州大学病院周産期母子医療センター母性胎児部門 病棟医長
2007年 北九州市立医療センター産婦人科 部長
2008年 医療法人社団尚龢会エンゼル病院 勤務
2017年 同 副院長
2017年 同 理事
2020年 同 病院長・理事
2023年 同 理事長
専門領域:周産期
専門資格:日本専門医機構認定産婦人科専門医/指導医
母体保護法指定医
臨床研修指導医
医学博士

病院長挨拶
エンゼル病院ホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は地域に根ざした産科病院として、これまで数多くの妊婦様・褥婦様にご利用いただいてまいりました。あらためて感謝申し上げます。
当院は「産科の病院」「お産の病院」のイメージが強いと思いますが、月経異常や更年期障害、不妊症などの婦人科診療も行っております。当院では地域の皆様に安心・安全に出産に臨んでいただける場所として今後もあり続けていくと同時に、女性特有のさまざまな症状やそれに伴う悩みを相談・解決できる産婦人科病院としての医療サービスの充実に努めていきたいと考えています。
また2023年5月より「周産期遺伝外来」を開設し、クアトロテストやNIPTといった出生前遺伝学的検査のご提供を開始いたしました。現在は主に出生前遺伝学的検査のカウンセリングを行っておりますが、遺伝のことでお悩みの方のご相談にも対応できますのでお気軽にご相談ください。
これからも皆様に気軽にご利用いただける病院として、地域の皆様の健康や幸福の増進に貢献できるよう精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
恒松 良祐
略歴:
1996年 九州大学医学部卒業
2003年 九州大学大学院医学系研究科分子常態医学専攻 単位取得退学
2004年 医学博士
2008年 九州大学大学院医学研究院生殖病態生理学 助教
2015年 独立行政法人国立病院機構指宿医療センター 産婦人科部長
2018年 独立行政法人国立病院機構九州医療センター
産科科長、周産期センター産科担当部長、出生前診断室長
2019年 独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター 婦人科主任部長
2022年 医療法人社団尚龢会エンゼル病院 産婦人科医師
2023年 同 副院長・理事
2024年 同 病院長・理事
専門領域:女性ヘルスケア 臨床遺伝学
専門資格:日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
日本女性医学学会 女性ヘルスケア専門医・指導医
臨床遺伝専門医
母体保護法指定医師
臨床研修指導医

理念と基本方針
病院理念
1. 私達は安全で、ひとりひとりに満足していただける医療を目指します。
2. 私達は母と子の円滑で良好な関係をつくり上げる周産期医療を目指します。
基本方針
1. 丁寧な説明と納得していただける意思決定支援
2. 産前~産後にわたる母と子への継続的な支援の充実
3. 他診療科との密な連携
4. スタッフの充実、知識・技術の絶え間ないアップデート
医療行為にはたくさんの情報が発生します。私達は全ての情報を患者様と共有することを目指します。診療上必要な情報は、わかりやすい言葉で丁寧にマンツーマンで説明を行います。そのうえで、納得のいく方針をご自分の意志で決めていただくためのお手伝いを致します。
出産という大きな仕事を終えた後、すぐに母は子育てという、寝るや寝らずのつらい作業を始めなければなりません。この時期こそ母と子への総合的な支援が必要です。入院中は赤ちゃんとお乳の問題を中心に寄り添うような看護を行い、退院後は安定して子育てを行えるようになる時期まで、相談室やサークルを通じて母と子への支援を行います。
私達は障害を持った子供達にもやさしい医療を目指します。周産期医療の中で一定の確率で障害を持った子供達が生まれます。お母さんと赤ちゃんの良い関係を築くために周囲の支援がよりいっそう必要となります。たとえば染色体異常や口唇口蓋裂の子供達に対して、出生前から出生後まで連続した情報を提供し、小児科医、歯科医と一緒に場をつくって母子関係確立のお手伝いをしています。
また出産には危険が伴います。今まで順調な経過をたどっていたお母さんや赤ちゃんが急変し、緊急の処置が必要になることがあり、それを予想することができないところが産科医療の特徴です。当院は医師や看護スタッフの数を充実させること、また、医療や看護の技術を常に向上させることによって安全な医療を目指します。
スタッフ紹介
医師

柳井 繁章
Shigeaki Yanai
理事
医学博士
日本専門医機構認定産婦人科専門医
母体保護法指定医

坂井 和裕
Kazuhiro Sakai
医学博士
日本専門医機構認定産婦人科専門医
母体保護法指定医

米澤 明寿香
Asuka Yonezawa
日本専門医機構認定産婦人科専門医

尾﨑 美華
Mika Ozaki
日本専門医機構認定産婦人科専門医
日本周産期新生児医学会専門医
母体保護法指定医
日本産科婦人科遺伝診療学会認定医

村上真友
Mayu Murakami
日本専門医機構認定産婦人科専門医
日本リンパ浮腫学会リンパ浮腫保険診療医
麻酔科標榜医

茅島 顕治
Kenji Kayashima
日本麻酔科学会麻酔指導医
麻酔科標榜医
看護師長

病棟師長 日野由紀
妊娠中にお母さんのお腹の中で守ってきた命。
赤ちゃんが元気に産まれるようにできる限りのことをしたという思いが自信となり、
その後の育児を乗り越えていく力になると考えています。
また、出産時の出来事、感覚、喜びや驚きは忘れられないものになります。
だからこそお産がよりよい経験になるように「産むチカラ」をスタッフ一同でサポートしたいと思います。

外来師長 村上規百
女性のライフサイクルに合わせ、様々な患者さんが安心して医療・看護を受けられるよう、医師含めスタッフで協力しております。
出産を控え喜びにあふれた妊婦さんに安心して過ごしてもらえるよう、サポートいたします。
また妊産婦さんだけでなく、気軽に通っていただけるような病院でありたいと願っておりますので、心配や不安が少しでも軽減できるよう、気軽にご相談されてください。
家族の皆さんが幸せであれるようお手伝いが出来れば幸いです。
アクセス
〒807−0828
福岡県北九州市八幡西区友田1丁目11-1
バスでご来院のとき
北九州市営バス・西鉄バス
「折尾中学前」バス停下車、徒歩約2分
JRでご来院のとき
「JR折尾駅」より、徒歩約25分 / タクシー約5分
お車でご来院のとき
黒崎バイパス・陣原ランプより約5分
道路から坂道を上り、正面玄関前の患者様駐車場をご利用ください。
